完成度の高いストーリーや登場人物の複雑な心理描写などが高い評価を得ている同作は、アニメ、小説、ゲーム、ミュージカル化され、昨年10月には文化庁が発表した「メディア芸術100選」のマンガ部門に選ばれている。

　しかし、年10回以上に及ぶ休載がファンの間でも物議をかもしており、2006年2月からは1年8カ月間も長期休載した。昨年10月には復帰したものの、現在も不定期連載が続いている。

　昨年から単行本に収録される10話を連続掲載したのちに休載するサイクルとなっており、今回の再開も10週間は続くとみられている。未確認生物との戦いを描いた「キメラアント編」もクライマックスを迎えそうだ。