テレビブランド「ビエラ」に新モデル、「YouTube」再生機能搭載シリーズも
10月から社名を「パナソニック」に変更する松下電器産業。そのテレビブランドである「ビエラ」の新モデルが発表された。新たに発売されるのは「PZ800」シリーズ2機種と「PZR900」シリーズ3機種で、「PZR900」シリーズには動画共有サイト「YouTube」の再生機能が搭載されている。発売日はPZ800シリーズの65V型と58V型、PZR900シリーズの50V型、46V型が9月10日、PZR900シリーズの42V型が同20日。また、プラズマテレビ世界最大となる100V型の「TH-103PZ800」の受注も開始した。価格はすべてオープン。
今回発売される新モデルは、両シリーズともに高い表現力が求められる「ブルーレイシネマ」も情感豊かに描く高画質再生を可能としたプラズマテレビ。デジタルチューナー×2、アナログチューナー×1を内蔵しており、デジタル放送の2番組が同時に表示できる。また10BASE-T/100BASE-TX×1ポートを搭載しているため、「アクトビラ」や「ビエラ」ユーザー専用サイト「Panasonic TV スクエア」などが利用可能だ。
PZR900シリーズには、1テラバイトのハードディスクドライブ(HDD)を標準装備しており、テレビ単体で約86時間の録画が可能。ボタンを押すだけで自動で録画を開始するとともに番組を一時停止し、続きから再生できる「番組キープ」機能も搭載している。電話やトイレなど少し席を外す際に便利な機能だ。この機能は、HDDを内蔵していないPZ800シリーズでも同社のDVDレコーダー「ディーガ」に接続することで利用できる。
PZR900シリーズでは「YouTube」の再生が可能となっており、画面左側に「おすすめ動画」、右側に再生動画を表示。視聴には9月30日にビエラ公式サイト(http://www.viera.jp/)公開される専用ソフトのダウンロードが必要となる。
実勢価格は、PZ800の65V型が85万円前後、同58V型が60万円前後、PZR900の50V型が54万円前後、同46V型が48万円前後、同42型が42万円前後となる見込み。
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