「テイルズ」効果で品切れ続出、Xbox360の品薄にマイクロソフトがお詫び
人気RPGシリーズの最新作「テイルズ オブ ヴェスペリア」(バンダイナムコゲームス)の発売により、8月4日~10日の週に28,116台(アスキー・メディアワークス調べ)を売り上げるなど、販売好調が伝えられる「Xbox360」。前週比で約5倍、同じ週の「プレイステーション3」との比較では約3倍と、これまでの「低迷」がウソのような売れ行きを見せている。ただ、想定を超えた急激な需要増加により、在庫切れを起こしている小売店が続出しているようだ。
例えば、ネット通販の大手のamazonの販売状況を見ると、スタンダード、アーケード、エリートのいずれも「在庫切れ」の状態。ヨドバシドットコムはアーケードとエリートの取り扱いで、ともに「販売休止中」となっている。よくよく探していけばまだ在庫が残されている小売店を発見することはできるが、手に入りにくい状況なのは間違いない。
こうした事態に、マイクロソフトは「現在、Xbox360本体の品切れにより、多くのお取扱店でXbox360本体をご購入いただけない状況が発生しております。これは、弊社の販売予測を超えた多くのお客様に Xbox 360 本体をお買い求めいただいた結果発生したもので、ご購入を検討いただいておりますお客様ならびに販売店の皆様、パートナーの皆様には多大なご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」と、お詫びのコメントを発表。鋭意生産をしており、スタンダードモデルは次回9月の出荷を予定しているほか、エリートとアーケードモデルは順次出荷していくという。
突如売れ始めた「Xbox360」に対し、ネットからは「まさかXbox360が買えない事態が来るなんて」「あんなに余っている(※ように見えた)在庫がはけるなんてすごい」「数少ないチャンスを逃すなんて」などの声も相次いでいる。
Xbox360本体の品切れに関するお詫び