セブン-イレブンが今年度の「おでんの取り組み」を発表、地域に合った薬味の提供も
発行:2008年08月18日 21:42
最近は通年で販売する店舗が増え、以前にも増して気軽に楽しめるようになったコンビニのおでん。各社とも具材やつゆにこだわり、毎年のように改良を重ねているが、セブン-イレブンも8月19日から新しい「2008年度のおでん」を順次展開していく。今年度のセブン-イレブンのおでんはつゆ、具材、薬味、すべてにこだわった。
今年度の最大の改良ポイントは、厚削り節でかつおの風味と旨みを抽出し、仕上げに薄削り節をたっぷりと加える「追いかつお製法」をつゆに採用したこと。これにより、従来以上に香りが良いつゆに仕上がったという。また、昆布の産地にもこだわることで、より旨みがあり、透明感のあるつゆに仕上げた。
セブン-イレブンのおでんの具材は、例年、地区特性のある具材を投入することでも知られているが、今年度は「道産大豆の焼き豆腐」(北海道)、「ちくわぶ」(首都圏)、「豚もつ串」(東海)、「湯葉巻き」(関西)、「いわしの角天」(九州)などを販売する。それ以外にも、地域の嗜好に合わせた商品を順次発売していく予定だ。
また、これまで一部の地区でのみ提供していた薬味を、今年度はすべての地区で提供。全国の「和からし」に加え、北海道・東北・長野・新潟・北関東・首都圏・九州では「味噌」、愛知では「八丁味噌」、関西・中国・九州では「柚こしょう」、兵庫では「しょうが醤油」を用意する。そのまま食べてももちろん美味しいおでんだが、薬味を使うことで、またひと味違った楽しみ方ができそうだ。
セブン-イレブン