かつて、女性の好きなものの代名詞は栗だったが、江戸時代に入ってきたサツマイモは上方を中心に「栗（九里）に近い、八里半」と呼ばれるようになり、やがて江戸では「栗（九里）より（四里）うまい十三里」と呼ばれて人気を博した。こうした故事から、サツマイモがおいしくなる10月の13日は「さつまいもの日」といわれている。

　そんなサツマイモの自然な甘みを楽しめる「おさつスナック」は、1981年の発売開始以来、リニューアルを繰り返しているロングセラー商品だ。今年もふかしいもと焼きいもの両方を生地に練り込み、ふわっとした甘く香ばしいサツマイモの香りを再現。ふんわりとした口どけのよい食感に仕上げている。

　サツマイモの葉を模した形がかわいく、体にうれしい食物繊維も70グラム当たり2.7グラム、20グラム当たり0.8グラムとたっぷり。パッケージには、秋冬限定を表すためにモミジと雪の結晶をあしらった。関東・静岡、新潟・長野、中四国、九州･沖縄の各地方は8月18日から、北海道、東北、中部・三重、北陸、近畿の各地方は8月25日から発売される。