潜水しながら手ぶらで写真撮影、水中マスク一体型デジタルカメラが登場

water_dcamera005.jpg 海水浴やダイビング、川遊びなど、水辺で遊ぶ機会が増える夏。気持ちよさそうに泳ぐ魚たちや、果てしなく広がる水中の光景をパチリと撮りたいと思う人も多いだろう。それを実現するには、防水のデジタルカメラや、デジタルカメラの防水ケースを利用する場合がほとんだが、いずれも水中で手がふさがる点がネックだった。そこで登場したのが、ハンファ・ジャパンの水中マスク一体型デジタルカメラ「UDCM301」だ。価格は12,800円。

 「UDCM301」は、そのストレートすぎるコンセプトの通り、水中で着用するマスク(ゴーグル)にデジタルカメラを合体させた製品。眉間の少し上、おでこのあたりにカメラのレンズ、右レンズの上部にシャッターと電源ボタンが配置されており、ユーザーは「カメラを構える」という動作を意識することなくシャッターを切ることができる。

 スペックは300万画素のCMOSセンサ、最大記録解像度は2,048×1,536ピクセル、外部メモリはMicroSDカード(最大2GB)、内蔵メモリは16MB、電源は単4電池×2本、防水性能は水深5メートル。ほかに640×480ピクセル、15fpsの動画撮影も可能だ。mini-B USBポートを搭載しているため、MicroSDカードリーダーを介さずにパソコン(Windows Vista/XP)に画像転送ができる。

 小売店などの店頭で販売される予定はなく、ハンファ・ジャパンの楽天市場店でのみ販売中だ。



水中マスク一体型デジタルカメラ「UDCM301」