専門家と消費者が試食、「夏におすすめのレトルトカレー」ベスト10発表

curryranking.jpg 原油高の影響で外食店が相次いで値上げをする中、内食志向が高まっている。こうした中で好調なのが、レトルトカレーの売れ行きだ。定番化しているものもあるが常に新製品が投入されており、近年は「ご当地カレー」も人気となっている。そんなレトルトカレーについて日本経済新聞が、専門家とモニターに試食・評価してもらった「夏におすすめのレトルトカレー」10商品を発表した。

 調査は、9社から今年3月以降に発売されたレトルトカレーの新製品16品目を対象とし、日経生活モニターの男女27人とカレーに詳しい専門家11人が試食。5段階評価してもらい、集計した。

 1位に選ばれたのは、新宿中村屋の「インドカリー南インド風野菜とココナッツ」。レストランも運営している同社のレトルト製品は、本格的なインドカレーの材料で作り上げられているのが特徴。これまでも各所で高い評価を得ている。新製品は南インド地方をイメージした野菜カレーで、専門家たちも太鼓判を押したようだ。また、同調査の「ヘルシーだと思うレトルトカレー」でも3位に選ばれている。

 2位は業界トップ、ハウス食品の夏季限定商品「カレーでファイト!夏のキーマカレー〈中辛〉」で、ハウスに次ぐシェアを誇るエスビー食品は「タイ風 グリーンカレー」と「タイ風 レッドカレー」が4位と5位にランクインした。

 一方、「ヘルシーだと思うレトルトカレー」では、永谷園の「からだにうれしいカレー ほうれん草&鉄分」と「からだにうれしいカレー ごぼう&食物繊維」がトップ2を独占している。



レトルトカレー、コクと香りで中村屋1位 新製品ランキング(日本経済新聞)