「最も好感が持てる」ケータイCMのタレント、1位はソフトバンクのカイ君に
発行:2008年07月29日 21:18
数ある業界の中でも、特に広告の出稿量が多いことで知られるケータイ業界。各キャリアとも膨大な広告費を用意し、さまざまなタレントを起用した広告展開を見せているが、そうしたケータイの広告に出演しているタレントの中で、最も好感を持たれているのは誰なのだろうか。その疑問に答えるべく、アイシェアが「携帯キャリアCM出演陣のイメージ調査」を実施、結果を公表している。
まず、「携帯電話のCMで最も好感を感じるキャリア」を聞いたところ、「ソフトバンク」が54.1%、「au」が28.9%、「ドコモ」が17.0%となり、男女別、年代別に見ても同じ順位という、ソフトバンクの強さが際だつ結果となった。
次に「最も好感を感じるCM出演者」を聞いたところ、トップに立ったのは「カイ君(北海道犬。ソフトバンク)」(40.0%)。次いで2位は「仲間由紀恵(au)」(16.2%)、3位は「上戸彩(ソフトバンク)」(14.3%)、4位は「成海璃子(NTTドコモ)」(4.9%)、5位は「堀北真希(NTTドコモ)」(4.1%)と続いている。この結果を見る限りでは、豪華なタレントを起用しながら、消費者から好感を持たれていないNTTドコモの広告戦略は、あまり成功しているとは言い難い。
ちなみに、仲間由紀恵とともにauのCMに出演中の嵐は、大野智が2.7%(16人中9位)、松本潤が2.4%(16人中10位)、二宮和也が0.8%(16人中13位)、相葉雅紀が0.5%(16人中15位)、櫻井翔が0.3%(16人中16位)で、好感度の高い仲間由紀恵(16人中2位)とは対照的な結果となっている。なお、この調査は7月15日~17日に行われたもので、いま巷を騒がせている大野智のスキャンダルの影響は受けていない。
携帯キャリアCM出演陣のイメージ調査、好感トップは“お父さん”(アイシェア)