「Wii Motion Plus」はWiiリモコンの下部にある、拡張ユニットの接続端子にハメ込むタイプの新しいアクセサリ。詳しいスペックや特徴などはE3基調講演（日本時間の7月16日午前1時から）で発表が行われる予定だ。

　現在任天堂のホームページで公開されている情報は「加速度センサーやセンサーバーとの連携により、プレイヤーの腕の姿勢をより包括的に検出し、プレイヤーに無比の正確さと没入感を提供します。プレイヤーの手首や腕の僅かな動きでさえ、実際と同じようにリアルタイムに画面上に表示され、ゲームプレイにおいてまさに1対1のレスポンスを実現します」というもの。そして「Wii Motion Plus」によって「直感的で誰にでも操作しやすいゲームを作るという任天堂の真剣な取組みを改めてご確認いただけます」としている。

　Wiiリモコンは革新的なコントローラーであり、ゲームの可能性をグッと広げたことは疑いようのない事実だが、例えばWiiリモコンを刀に見立てて使うタイプのゲーム（「ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔」など）では、「思ったところを切れない」といった大雑把な精度に対して、ユーザーからは不満の声も漏れていた。それだけに、任天堂が「無比の正確さと没入感を提供」すると豪語する「Wii Motion Plus」は、Wiiをさらに楽しませてくれるアクセサリになりそうだ。