アクト・ツー、Windows XPを予めインストールした「Windows OS搭載Mac」発売

w_m001.jpg 2006年にアップルがインテル製のチップを搭載したMacを投入してから2年余。アップルがリリースしている「BootCamp」や、サードパーティから発売されている仮想PCソフトの登場によって、いまでは「MacでWindowsが動く」ことは広く知られるようになったが、Windowsのパッケージを購入してきて自分でインストールする作業が必要だったり、快適に動作させるためにメモリを増設する必要があったりと、初心者が「MacでWindows」の環境を利用するには、超えなければならないハードルがいくつか存在していた。そうしたハードルを前に、Macの購入を断念していた初心者向けに、アクト・ツーが予めWindows XPをインストールし、メモリを増設したiMac、MacBook、Macbook Airを販売する。

 アクト・ツーが販売するのは「Windows OS搭載Mac」と名付けられた製品群。ラインアップは「BootCamp版」(起動時にWindowsかMacを選択するタイプ)が4モデル、「VMware Fusion版」(Mac OSの中でWindowsを動作させ、シームレスに操作できるタイプ)が3モデルの計7モデルで、いずれもWindowsは「DSP版Windows XP Home Edition SP2」を搭載している。

 いずれも「Windows OS搭載Mac」向けに開発されたアプリケーションなどが組み込まれているわけではなく、市販されているMacとソフトのセッティングをアクト・ツーが行い、開封してすぐに「MacでWindows」の環境が利用できるようにした製品だ。

 製品構成と価格は次のとおり。発売時期は「近日販売開始予定」とアナウンスされており、まだ正式決定していない。

◎iMac 20inch 2.4GHz メモリ4GB(MB323J/A)
BootCamp版 179,800円
VMware Fusion版 179,800円

◎iMac 24inch 2.8GHz メモリ4GB(MB325J/A)
BootCamp版 239,800円
VMware Fusion版 239,800円

◎MacBook 2.1GHz メモリ4GB(MB402J/A)
BootCamp版 169,800円
VMware Fusion版 169,800円

◎MacBook Air 1.6GHz メモリ2GB(MB003J/A)
BootCamp版 259,800円



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