96年の歴史を持つおみやげ品の定番「ひよ子」に初の新味、東京駅で限定販売
発行:2008年07月07日 22:44
もとは筑豊飯塚発祥の「九州の名菓」ながら、1964年の東京オリンピックを機に東京へ本格進出し、以降、「東京みやげ」としての顔も持つようになった「ひよ子」。その名が示すとおり、丸みを帯びたヒヨコのフォルムがかわいらしいお菓子だが、誕生から96年の長い歴史の中で初めて、新しい味のバリエーション「塩ひよ子」が登場する。
「塩ひよ子」は従来の「ひよ子」が持つ愛らしい姿・形はそのままに、従来のやさしい味わいの「黄味餡」に代わり、塩にこだわった小豆の「赤餡」を包んだ商品だ。
小豆は北海道産のものを精選して丁寧に炊き上げ、熊本天草灘の天然海水100%を使ってつくられた「天草の塩」によって、餡の甘さ、うま味を引き出している。ともに厳選した材料を使用しているのも、大きな特徴だ。
販売は7月8日から9月30日までの期間限定。東京駅でのみ取り扱われ、通信販売なども行わないという、完全な「東京みやげ」向けの商品だ。価格は5個入りが630円、8個入りが1,050円、12個入りが1,575円(いずれも税込み)。
ひよ子本舗吉野堂