スクウェア・エニックスの名作「クロノ・トリガー」がニンテンドーDSで復活
1995年にスクウェア(当時)からスーパーファミコン向けに発売され、200万本以上の大ヒットを記録したロールプレイングゲーム「クロノ・トリガー」。スクウェア・エニックスのRPGというと「ドラゴンクエスト」シリーズや「ファイナルファンタジー」シリーズ、「キングダムハーツ」シリーズの話題が目立つが、「クロノ・トリガー」を「RPGの傑作」と評するファンも多い。そんな「クロノ・トリガー」のニンテンドーDSへの移植が決定。今冬の発売を目指して開発が進められている。
「クロノ・トリガー」はプロデューサーに坂口博信、キャラクターデザインに鳥山明、ストーリーの原案に堀井雄二が名を連ね、製作が発表された当初から「ドラクエとFFのエッセンスが融合した作品」として大きな話題を呼んだ。「クロノ」(ギリシャ語で「時」の意味)のタイトルが示すとおり、原始から未来までをタイムトラベルしながら冒険するという、壮大なスケールの作品だ。
1999年にはムービーを追加してプレイステーション向けに移植されているため、他ハードへの移植は今回のニンテンドーDSが2度目となる。単純な移植か、リメイクになるのかも含めて詳細はまだ明かされていないが、すでにスクウェア・エニックスのサイトでは「Chrono Trigger DS」の意味だと思われる「http://www.square-enix.co.jp/ctds/」のURLで、同作の象徴でもある大きな時計をあしらったページを公開中だ(ただし、作品のタイトル名などの記述はない)。
プレイステーション版では「ムービーが不要」「読み込みに時間がかかりすぎる」との不満を漏らすファンも少なくなかった。そうした問題点をニンテンドーDSではどのように解消し、移植するのか、続報を楽しみに待ちたい。
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