サントリーがサイダーに本格参入、初の自社ブランド「ラッキーサイダー」発売

lucky_suntory001.jpg アサヒ飲料の「三ツ矢サイダー」、キリンビバレッジの「キリンレモン」、コカ・コーラの「スプライト」など、日本人にとってなじみ深い炭酸飲料のひとつ、サイダー。近年は地方でごく少量生産されている「地サイダー」が人気を呼び、メディアへの登場機会も増えるなど、にわかにブームとなっている。そうしたサイダー熱が過熱するいま、サントリーが初の自社ブランドサイダーとなる「ラッキーサイダー」を開発。7月15日から全国で販売を開始する。価格は350ml缶が115円、500mlペットボトルが140円、1.5Lペットボトルが320円(いずれも税別)。

 これまでサントリーが取り扱ってきたサイダーは、米ペプシコの「7up(セブンアップ)」や、ロッテの「クールミントガム」とコラボしたドリンク「クールミントサイダー」などの期間限定商品のみで、継続販売する自社ブランドのサイダーは、ラインアップに存在していなかった。

 今回発売する「ラッキーサイダー」のターゲットは10~20代の若者。「ココロはずむ楽しいサイダー」をコンセプトに、従来のサイダーの味わいをベースとして、フルーティな香りと爽やかな後口に仕上げている。

 「ラッキーサイダー」の発売に合わせ、テレビCMも大量に投入。CMキャラクターには「セブンティーン」専属モデルの波瑠(南波瑠)を、CMソングにはFUNKY MONKEY BABYSの新曲(タイトル未定)を起用し、若者へのブランド浸透を図る。



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