非通知着信拒否は4人に1人、知らない番号の着信履歴には「かけ直さない」9割

keitai_chakushin001.jpg 見ず知らずの番号からケータイに電話がかかってくると、誰でも一瞬身構えてしまうもの。「どこからだろう」「誰だろう」と不安に駆られ、知らない番号だったら「電話に出ない」「折り返さない」と心に決めている人も多いかもしれない。よくあるシチュエーションでもあるわけだが、こうしたときにどのように対応している人が多いのか、アイシェアが20代~40代を中心とするネットユーザー男女に調査を行った。

 この調査では、電話帳に登録されていない番号のパターンを「090や080、070で始まる番号(携帯・PHSの番号)」「03など市外局番で始まる番号(固定電話の番号)」「非通知設定」の3つに分類。まず、「携帯・PHSの番号」の場合には、「出る:1回目の着信で」が26.2%、「出る:2回目以降の着信で」が16.6%で、合わせると42.8%が「出る」と答えた。

 同様に「固定電話の番号」の場合には「出る:1回目の着信で」が28.8%、「出る:2回目以降の着信で」が17.4%で、合わせると46.2%。「非通知設定」の場合には「出る:1回目の着信で」が14.8%、「出る:2回目以降の着信で」が6.7%で、合わせると21.5%となり、「非通知設定>携帯・PHSの番号>固定電話の番号」の順に警戒心が高いことが分かった。ちなみに、「非通知設定」からの着信には、27.0%の人が着信そのものを拒否している。

 また、電話帳に登録されていない番号の着信履歴が残っていた場合は、90.7%の人が「かけ直さない」と回答。最近は少し落ち着いてきたとはいえ、悪徳業者による「ワン切り」が横行した時代を経験している人なら、「決してかけ直してはいけない」というルールがあったことを覚えているだろう。そうした教訓が、現在も守られていることの現れとも言えそうだ。



意識調査:非通知着信への高い警戒心。電話に出るのは2割