ヤマハ「TRX850」を駆るララ・クロフト役は、2001年のゴールデンラズベリー賞で最低主演女優賞にノミネートされたが、バイク乗りからは厚く支持されている模様。「大脱走」でスティーブ・マックイーンが演じた“独房王”ヒルツ大尉を抑えて、堂々の1位を獲得した。

　3位はカワサキ「GPZ900R」の人気を高めた「トップガン」の“マーベリック”ことピート・ミッチェル（トム・クルーズ）が恋人のもとへ向かうシーン、4位は「マトリックス・リローデッド」のCG＋アクションによって生み出されたハイウェイでの大迫力シーン、5位は「ターミネーター2」のT-800（アーノルド・シュワルツェネッガー）がT-1000（ロバート・パトリック）に追われるジョン・コナー（エドワード・ファーロング ）を救出するシーンとなっている。

　同社は、オートバイのシーンが有名なうえに最新作の上映が控えた「インディ・ジョーンズ」シリーズや、バイク映画の象徴である「イージー・ライダー」「モーターサイクル・ダイアリーズ」などがトップ5入りを逃したことに驚いているようだ。

［英国のバイク乗りが選ぶ最高の映画シーン］
1位　「トゥームレイダー」　ララ・クロフト（アンジェリーナ・ジョリー）
2位　「大脱走」　バージル・ヒルツ（スティーブ・マックイーン）
3位　「トップガン」　ピート・ミッチェル（トム・クルーズ）
4位　「マトリックス・リローデッド」　ネオ（キアヌ・リーブス）
5位　「ターミネーター2」　T-800（アーノルド・シュワルツェネッガー）