東京駅に65インチの「デジタルポスター」登場、7月から八重洲南口コンコースで
発行:2008年05月15日 12:30
近年、スーパーや量販店などで液晶テレビを使った広告が増加しているが、7月上旬から東京駅の八重洲南口コンコースに液晶ディスプレイを使った広告媒体「デジタルポスター」が導入される。65インチの縦型モニターが10台設置され、静止画を表示。これにより、時間帯や曜日別など、利用客に合わせたコンテンツ提供が可能になるという。
デジタルポスターは紙のポスターのように静止画を映す広告媒体で、小田急線新宿駅西口地上改札口などに設置されているが、JR東日本で本格導入するのは初めてのこと。今回は試験導入のため、7月上旬から9月末までの期間限定で設置される。
携帯通信網などの無線技術を用いており、配信は日立製作所が担当。1つのスペースでさまざまなコンテンツが表示でき、通勤時間帯はサラリーマン向け、昼間は買い物客向けといった切り替えが可能な点が魅力だ。
小田急新宿駅のデジタルポスターでは、今年2~3月に表示される広告に合わせて香りを噴霧する「香る新宿プロジェクト」を実施したが、東京駅でもこうした展開が期待される。
JR東日本