クラシック音楽で風味豊かに、バッハを聴かせて熟成した味噌「響一楽」発売

kyoichiraku.jpg 胎教や植物の成長などに好影響をもたらすというクラシック音楽。さまざまな研究から、音波との関係が指摘されている。こうしたクラシック音楽を熟成に利用した味噌「バッハの愉悦 響一楽(きょういちらく)」が、丸十大屋から発売された。その名のとおりバッハの楽曲を流して熟成させたもので、酵母菌や酵素の働きが活発になり、風味豊かでまろやかな味噌に仕上がっているという。内容量は300グラム、価格は630円(税込み)。

 丸十大屋は、同じ山形県内の酒造会社が醸造工程でクラシック音楽を流していることにヒントを得て、天保の時代からあるという味噌発酵熟成蔵に7台のスピーカーを設置。同社の佐藤知彰社長がファンであるというバッハの音楽を聴かせて熟成した。

 熟成蔵では、「管弦楽組曲第1番~第4番」「チェンバロ協奏曲第5番 ヘ短調」「ブランデンブルグ協奏曲第1~第6番」「平均律クラヴィーア曲集第1巻・第2巻」「イタリア協奏曲」「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」「マタイ受難曲」「ゴールドヴェルグ変奏曲」などのバロック音楽を中心に流し、演奏曲目や演奏順は随時変更した。スピーカーはすべてBOSE製という凝りようだ。

 原材料にもこだわり、大豆と米は県内産のものを100%使用。同社の公式サイト(http://www.marujyu.com/)で購入可能となっている。



響一楽
丸十大屋