黄身も白身もしっかり固定、「チキンラーメン」のたまごポケットが大進化
発行:2008年04月21日 23:42
日清食品の創業者である故・安藤百福氏が開発し、1958年8月25日に発売された世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」。発売50周年を迎える今年は、記念パックや世界6カ国(7地域)でオリジナルのチキンラーメンを発売しているが、総決算として「たまごポケット」を進化させた「Wたまごポケット」付きのチキンラーメンにリニューアルすることが発表された。これまでの「たまごポケット」の欠点である“ズレ落ちやすさ”を改善している。
鶏ガラエキスと香ばしい醤油の香りがいまも変わらぬ味として人気のチキンラーメンも、これまでに幾度となく改良が行われている。その中でも画期的だったのが、チキンラーメンと切っても切れない存在のたまごを乗せやすくした「たまごポケット」。発売45周年を記念したものだった。
しかし、「たまごポケット」にはすべり落ちやすいという欠点あり、CMや見本のようにキレイな形に作るのは至難の業とされていた。今回のリニューアルで採用された「Wたまごポケット」は中央に「黄身ポケット」、周辺に「白身ポケット」を設け2段階にすることで収まりを良くし、見た目もきれいにおいしく作れるように改良されている。
「ポケット」部分が増えたものの、内容量はこれまでと変わらず85グラムで、価格も変更なく100円(税別)。その一方で、原材料や栄養成分などの文字を大きくし、原材料に含まれるアレルギー物質を一覧表にするなど、パッケージは消費者に優しいユニバーサルデザインに変更された。
チキンラーメン
日清食品