「洋館事件」の直前を描く、Wii版「バイオハザード0」の発売日が7月10日に決定
カプコンを代表する作品のひとつ「バイオハザード」シリーズの第5作目として、2002年11月に任天堂のゲームキューブ向けに発売された「バイオハザード0」。この作品のWiiへの「完全移植」が発表されたのは今年2月29日のことだったが、発売日が7月10日に正式決定した。価格は4,190円で、ゲームキューブ版の8,190円よりも4,000円安い。
「バイオハザード0」は、シリーズ第1作「バイオハザード」で起きた、いわゆる「洋館事件」の直前を描いた作品。外伝的な作品ではなく、脈々と続くストーリー全体に関わる「本編」に組み込まれた作品だ。
Wii版では、ゲームキューブ版では2枚組だったディスクを1枚にまとめたほか、Wiiのクラシックコントローラー、ゲームキューブ用のコントローラーに加え、Wiiリモコンでの操作にも対応している。ゲームのストーリーやゲームシステムに変更はない。
本格的な夏を前に発売されるWii版「バイオハザード0」。今年は、怖さ満点の「バイオハザード0」で涼しい夏にしてみてはいかが?
[ストーリーのプロローグ](公式サイトより)
1998年7月…
アメリカ中西部に位置するラクーンシティ郊外のアークレイ山地。ここでは最近、人が食い殺されるという猟奇殺人事件が頻発していた。
事態を重く見たラクーン市警は、特殊捜査部隊S.T.A.R.S.ブラヴォーチームの投入を決定、現地へと急行させるが、一行を乗せたヘリは現場近くの森で謎のエンジントラブルを起こし、墜落してしまう…。
脱出にこそ成功したものの、全ての装備を失ったブラヴォーチーム。そこで彼らが見たものは、大破した軍の囚人護送車と、惨殺された海兵隊員たちだった。
S.T.A.R.S.ブラヴォーチーム隊長エンリコ・マリーニは、護送車から脱走したと見られる元海兵隊員ビリー・コーエンの行方を追うよう、隊員たちに指示、事態の解決に乗り出した。
…この時、今回の事件がやがてラクーン全土を巻き込む大惨事にまで発展することを誰一人予想していなかった…。
「バイオハザード0」(カプコン)