10種類のミニチュアで東京タワー50年の変遷を再現、「東京タワー物語」発売

tokyotowerstory.jpg 東京のシンボルとして親しまれている東京タワーも、今年10月で50周年を迎える。建築家の内藤多仲と日建設計の設計によって生み出された塔は、時代によってさまざまな表情を見せてきた。こうした東京タワー50年の変遷を2,000分の1サイズのミニチュア10種類で再現した「東京タワー物語」が、タカラトミーから4月7日に発売される。手のひらサイズながら精巧に再現しており、通常の彩色版のほか透明版やLEDによるライトアップバージョンなどをラインアップしている。価格は630円(税込み)。

 「東京タワー物語」で再現されているのは、昭和33年(1958年)完成時(彩色版/透明版)、昭和42年(67年)以降(彩色版/透明版)、昭和61年(86年)以降(透明版)、平成元年(89年)以降(橙LED)、平成8年(97年)以降(白LED)、平成14年(03年)以降(彩色版/青LED/緑LED)。LEDを使用したライトアップバージョンは、ボタン電池を電源として点灯可能だ。

 サイズは2000分の1で、高さは約17センチ。日本電波塔株式会社の協力により、塔体内部のエレベーターや鉄骨、側面のFMアンテナ、地面のマーキング、極小のカラフト犬銅像に至るまでこれまでにないほどの精密なディテールで再現してる。

 新タワーの完成によって消滅する可能性がある東京タワー、インテリアとしても使えるこのミニチュアを全種類そろえ、50年の歴史に思いを馳せてもよいかもしれない。

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タカラトミー