バンダイナムコゲームス、ケータイ向け新作「ファミスタモバイル08」を配信
リアルグラフィック系の野球ゲームやコナミの「実況パワフルプロ野球」シリーズに押され、一時は風前の灯火だった「ファミスタ」シリーズ。でも、近年は「ファミスタオンライン」(PC向けネットワークゲーム)や「ファミスタDS」(ニンテンドーDS向け)などが登場し、再び活気を取り戻してきた。そんな「ファミスタ」シリーズの新作「ファミスタモバイル08」がケータイ向けに登場する。ケータイの小さな画面でも見やすいよう、シリーズ初の大幅リニューアルを敢行した意欲作だ。月額315円。
「ファミスタモバイル08」は2002年から展開しているケータイ向けの「ファミスタモバイル」最新版。プロ野球の実名チームと実名選手の2008年版最新データで楽しめる新作だ。登場する選手は12球団に所属する全選手、総勢570名以上。昨年配信された「ファミスタモバイル(2006年版)」に比べ、大幅に選手数が増加した。配信開始当初はプロ野球開幕時のデータが反映されているが、毎月最新のデータが配信されるため、選手の好不調や移籍などのデータもすぐに反映できる。
モードは好きな球団と対戦相手を選んで1試合プレイできる「オープン戦」と、球団を1つ選び、15・70・144試合のシーズンを戦う「ペナントレース」の2つ。「ペナントレース」は実際のプロ野球と同様、シーズンが終わると「クライマックスシリーズ」に突入する。
また、「ファミスタモバイル」では初めて「アイテム」機能を搭載。会員になると毎月もらえる「FMP(ファミスタモバイルポイント)」を使って、サイト上でガチャガチャをすると、選手のパワーアップに役立つさまざまなアイテムがゲットできる。ケータイのゲームはとかく「暇つぶし」的なイメージが強いが、「ファミスタモバイル08」はやり込み要素も十分だ。
配信はiモード版(「ゲーム」→「スポーツ」)とYahoo!ケータイ版(「ケータイゲーム」→「スポーツ」)が4月1日から、EZweb版(「ゲーム」→「スポーツ」)が4月3日から。球春の訪れと共に、野球ゲームがやりたい気分の人はぜひ。
ファミスタモバイル