角川クロスメディア、エンタメ系のネット雑誌「バーチャルウォーカー」発売
「東京ウォーカー」をはじめ、「○○ウォーカー」と名の付く情報誌を多数展開している角川クロスメディアが、10代後半~20代の「バーチャル世代」に向けた雑誌「バーチャルウォーカー」を発売した。セカンドライフをはじめとするバーチャルワールドの情報に加え、YouTubeに代表される動画サイト、SNS、ブログなどに散らばるネットのエンターテインメント情報を取材した雑誌だという。価格は580円(税込み)。
「バーチャルウォーカー」の前身は、昨年12月に発売した「バーチャルワールドウォーカー」。同誌では「セカンドライフ」内のSIM「ウォーカーアイランド」と連動しながら、「セカンドライフ」を中心とした3Dバーチャルワールド(仮想空間)の情報を全面的に取り上げた。今回は「バーチャルウォーカー」に誌名を改め、「セカンドライフ」以外にも幅広く取材の手を伸ばすことで、より広範な情報を網羅した格好だ。
誌面の概要は次のとおり。
[表紙]AKB48選抜メンバー(大島優子、大島麻衣、篠田麻里子、秋元才加、宮澤佐江)
[巻頭特集]セカンドライフ「ウォーカーアイランド」に新サービス続々
[巻頭ニュース]バーチャルワールド徹底比較、「角川チャンネル」新展開など9本立て
[第1特集]「角川チャンネル」を見る!投稿する!得する!
[センター特集]通勤・通学ひまつぶし最強!モバイルBOOK
[セカンドライフ特集1]超厳選セカンドライフフリーアイテム108
[セカンドライフ特集2]目的別セカンドライフスポットガイド2008春最新版
[セカンドライフ特集3]第3回ファッションコンテスト&スナップコンテスト結果発表
[小特集1]「時東ぁみVirtualRadioWalker」誌上座談会
[小特集2]国産バーチャルワールド「meet-me」が本格スタート
[小特集3]小阪由佳が最先端ネットカフェをレポート
[インフォメーション]映画・音楽・テレビ・デジタル・ブック
[コラム]篠原 ともえ(タレント)、唐沢 俊一(コラムニスト)、浅枝 大志(株式会社メルティングドッツ代表)、竹田 団吾(劇団新感線)
誌面を刷新したといっても、やはり特集の中心は「セカンドライフ」。世間では一時盛り上がったセカンドライフ熱がすっかり冷めてしまったが、「バーチャルウォーカー」はこの熱を再び盛り上げていくために、若い世代(バーチャル世代)への訴求に重点を置いているようだ。
また、角川グループホールディングスと米Googleの提携により、YouTube公式コンテンツとして2月から「角川アニメチャンネル」、3月から「ウォーカーチャンネル」が始まったのに伴い、同サービスの紹介に大きく誌面が割かれている。
「バーチャルウォーカー」