ラカンターズが新作を緊急発売、日本では3月26日にオンライン先行配信
ザ・ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトが、ブレンダン・ベンソンらと結成したサイドプロジェクト、ザ・ラカンターズ。ホワイト・ストライプスと違った魅力を感じさせる作品が各界で絶賛を浴びたが、2006年のデビューアルバム『ブロークン・ボーイ・ソルジャーズ』に続く新作が、前触れなしにゲリラ発売されることがバンドの公式サイトで発表された。米国などではアナログ、CD、デジタルとすべてのフォーマットが3月25日発売、日本ではレコ直とiTunes Storeで3月26日に先行配信し、輸入盤は3月29日、日本盤は6月11日に発売となる。タイトルは『コンソーラーズ・オブ・ロンリー』。
06年はホワイト・ストライプスの活動を全面的に休止し、ラカンターズに注いだジャック・ホワイト。昨年はまたホワイト・ストライプスに戻り短期間で新作『イッキー・サンプ』をリリースしたが、すぐさまラカンターズの活動に戻ったようだ。
今回の緊急リリースについて、ジャックをはじめとするメンバーは「アルバム完成からたったの3週間、約束通り、ファンの手元に可能な限り最速でアルバムを届けたかった。事前プロモーション活動一切なし。ファンにもメディアと同タイミングでアルバムを聴く権利を与えたかった。評論家や誰かの批評ではなく、自分の耳で判断してもらいたかった」としている。
産地直送の音源は、日本ではまずデジタル配信から味わうことが可能。すでに米コーチュラフェスティバルへの出演が決定している彼ら、日本のロックフェスへの出演決定をアルバムを聴きながら待ちたいところだ。
[作品概要]
タイトル: 『コンソーラーズ・オブ・ロンリー』 (『Consolers Of The Lonely』)
発売日: デジタル配信 2008年3月26日、輸入盤 3月29日、日本盤 6月11日
価格: 日本盤 2,580円(税込み)
ザ・ラカンターズ-英文-
ザ・ラカンターズ-ワーナーミュージック・ジャパン