「お風呂でケータイを使ったことがある」は4割、利用用途のトップは「音楽を聴く」
世の半身浴ブームによって、すっかり定着した「お風呂で何かをする」というスタイル。それは小説やマンガを持ち込んでの読書であったり、ニンテンドーDSやPSPなどのゲームであったりと、風呂での時間の過ごし方は人それぞれなのだが、それらと同じように人気なのはやはりケータイだ。最近は「お風呂での利用」を想定した防水端末が一般化してきたことも大きいが、実際のところどの程度の人がお風呂でケータイを利用している(したことがある)のか、その実態を探るべく、セガが運営するケータイ向けカラオケサイト「ヒトカラ」が調査している。
「ヒトカラ」の会員16,260名を対象に行われたこの調査、まず「お風呂で携帯電話を使ったことがありますか?」との質問に対し、全体の41.2%が「使ったことがある」と回答。細かく性別・年代別に見ると、「使ったことがある」のは10代の女性が58.2%、10代の男性が52.6%、20代の女性が41.1%、20代の男性が29.8%で、年代が低くなればなるほど、「お風呂でケータイ」をする率が高いことが分かる。
では、お風呂に持ち込んだケータイで何をしているのか、その利用用途を質問したところ、「メールをする」が29.3%でトップ、次いで「ケータイで音楽を聴く」が28.4%、「ゲームをする」が11.9%、「電話をする」が9.0%となった。
ちなみに、防水仕様ではないケータイをお風呂に持ち込むと、当然のことながら故障する恐れがある。そうならないために、食品保存用の小袋「ジップロック」(旭化成)のような密閉型の袋にケータイを入れ、お風呂のひとときを楽しんでいる人が多いようだ(※防水の効果を保証する話ではない)。手から滑り落ちたケータイが湯船の底に……なんてことにならないよう、皆さんもお気を付けて。
ヒトカラ