日本初のSNS「GREE」会員数が400万人を突破、サービス開始から約4年で到達

gree_400_003.jpg たくさんのサービスが乱立している日本のSNS業界。最大手の「mixi」が頭一つも、二つも抜け出しているため、SNS業界は「mixiの一人勝ち状態」とも言われているが、そんな「mixi」とともに日本のSNS草創期を盛り上げたのが「GREE」だ。この「GREE」が、2004年2月にサービスを開始してから約4年で、会員数400万人を突破した。

 「GREE」は「mixi」よりも1か月早くサービスを開始した「日本初のSNS」。当初は「mixi」と「GREE」、どちらがSNS界の覇権を握るかと注目された存在だったが、急成長を遂げた「mixi」ほどの爆発力が「GREE」には見られず、サービス拡充が後手後手に回った結果、一時は存在感が薄らぎかけていた。だが、2006年7月にKDDIと提携したことで状況が好転する。au向けのケータイSNS「EZ GREE」(現在はau one GREE)をスタートさせてからは再び息を吹き返し、2008年2月29日に400万人を突破するに至った。

 会員数増加の主な要因として「GREE」は、ファンとアーティストが交流できるミュージックコーナー、ニュース記事の配信、3Dモバイルオンラインゴルフゲーム「Mobileゴルフパンヤ」との連携など、SNSと連動したコンテンツを強化したことを挙げている。

 なお、競合サービスの会員数400万人突破までの期間は、「mixi」が約2年2か月、「モバゲータウン」が約1年1か月。

GREE
au one GREE