レディオヘッドのアートワークで知られるスタンリー・ドンウッド、日本初の個展開催

StanleyDonwood.jpg 新販売法で世界に衝撃を与えた新作『イン・レインボウズ』も絶好調のレディオヘッド。5月には初のベスト盤リリース、秋には4年ぶりとなる来日ツアーを行うことが発表された。そのレディオヘッドをアートワークで支えている英現代芸術家のスタンリー・ドンウッドが、4月2日から東京・銀座の画廊「東京画廊+BTAP」で日本初の個展「I LOVE THE MODERN WORLD」を開催する。『イン・レインボウズ』やトム・ヨークのソロアルバム『ジ・イレイザー』で使用した作品も展示される予定だ。

 スタンリー・ドンウッドは、1994年リリースの第2作『ザ・ベンズ』から最新作『イン・レインボウズ』に至るまでの全アートワークを手がけており、レディオヘッドの準メンバーともいわれている芸術家。空前のヒットを記録したアルバムのカバーを担当することで彼の作品は世界的に有名となったが、本人は表舞台に出ることを避けている。そのため、アートワークはスタンリー・ドンウッドという架空名義でトム・ヨークが描いているのではないかという噂が立ったほどだ。また、英ロックフェスティバル「グラストンベリー」のTシャツデザインなども手がけている。

 個展では3シリーズの作品を展示。目玉は『イン・レインボウズ』のアートワークの要素を取り入れた作品「Dystopian」で、『ジ・イレイザー』で使用された「London Views」では、日本の楮(こうぞ)和紙などを使ってロンドンのパノラマ風景を描いている。

 会期は4月26日までで、開廊時間は火曜~金曜が午前11時~午後7時、土曜が午前11時~午後5時。トム・ヨークが全面的な信頼を寄せる作品は、ロックファンならずとも必見だ。

[イベント概要]
イベント名: スタンリー・ドンウッド個展/I LOVE THE MODERN WORLD
日時: 2008年4月2~26日 火-金 11:00~19:00 土 11:00~17:00 (月・火は閉廊日)
場所: 東京画廊+BTAP 東京都中央区銀座8-10-5 第4秀和ビル7階
電話: 03-3571-1808


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スタンリー・ドンウッド 公式サイト-英文-
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