NEWSのカラオケ背景映像が「解禁」、第一興商が本人映像の配信をスタート
好きな楽曲を気持ちよく歌うことと共に、カラオケの楽しみのひとつとして挙げられるのが、アーティスト本人が出演する背景映像(プロモーションビデオやコンサート映像)を見ること。近年はカラオケ各社が映像コンテンツにも力を入れているため、アーティストの本人映像の数も相当数がラインアップされるようになったが、ことジャニーズのアーティストに関しては配信の動きが鈍かった。そうした状況の中、第一興商は通信カラオケ「プレミアDAM / BB cyber DAM」のブロードバンド対応コンテンツとして、NEWSの本人映像の配信を2月25日から開始した。NEWSとしては初の配信、ファン待望の本人映像「解禁」だ。
配信が始まったのは3月8日から公開される映画「クロサギ」の主題歌にも起用されている最新シングル「太陽のナミダ」(2月27日発売)。続けて3月10日には昨年発売のシングル「weeeek」「星をめざして」の2曲と、メンバーである山下智久のソロデビューシングル「抱いてセニョリータ」の計3曲を配信する。いずれも9月末までの期間限定配信だ。
ジャニーズの本人映像はこれまでV6やタッキー&翼、昨年9月から配信が始まったKinKi Kidsなどが配信されているが、まだまだ配信が「解禁」されていないアーティストが多い。配信されるか否かは所属レコード会社とジャニーズの意向によって決められているため、アーティストごとに対応がバラバラなのが現状だ。旧来より配信積極派のエイベックス(V6やタッキー&翼が所属)に加え、KinKi KidsやNEWSが所属するジャニーズ・エンタテインメントも配信の動きを活発化させており、今後も配信楽曲数の拡大が期待される。
ちなみにSMAPはビクターエンタテインメント、TOKIOはユニバーサルミュージック、嵐とKAT-TUN(※)、Hey! Say! JUMPはジェイ・ストーム、関ジャニ∞はテイチクエンタテインメントに所属している。
(※)KAT-TUNはジェイ・ストーム内レーベルの「J-One Records」所属
第一興商