大阪は「粉モン」王国でなかった? 全国たこ焼き・お好み焼き店数調査で意外な結果

takoyaki.jpg 最近は原油高などの影響で小麦粉や天かすなどの値段が高騰し、業界では悲鳴が上がっているが、たこ焼きやお好み焼きをおかずにご飯を食べるほど「粉モン」が愛されている大阪。当然ながら店舗数も全国1位と思いきや、大阪市在住の女子大生が人口10万人当たりのたこ焼きとお好み焼きの店数を調査したところ、それぞれ全国4位、7位という意外な結果が出た。

 この調査は、兵庫県の夙川学院短期大1回生がゼミの論文執筆に当たって実施したもの。インターネットの電話帳を利用して都道府県別にたこ焼きとお好み焼きの店舗を調べ、国勢調査のデータから人口10万人当たりの店数を計算した。

 その結果、たこ焼き店数で1位は徳島県の10万人当たり7.0店で、以下、石川県(同6.3店)、大分県(同6.0店)と続き、大阪府は同5.9店の4位。お好み焼き店数は、同60.9店の広島県が1位、同35.6店の徳島県が2位、同31.6店の兵庫県が3位で、大阪府は23.9店で7位となり、ともにベスト3に入ることができなかった。

 調査した短大生はこの結果に驚いているが、ネットでは電話帳に載らない屋台が多いこと、家庭で作るため店舗が少ないことなどが指摘されている。

コナモン王国ランキング 大阪は意外な苦戦(産経新聞)