旨みとふくよかな香りが特徴の国産玉露を100%使用、「お~いお茶 玉露」発売

gyokuro.jpg 急成長を遂げた緑茶飲料市場は現在約4,200億円。それだけに各社とも激しいシェア争いを続けており、近年は原料などにこだわったプレミアム商品が人気となっている。その中で、緑茶飲料のパイオニアである伊藤園が、緑茶の最高級茶葉である玉露を100%使用した高級ライン「お~いお茶 玉露」を2月18日に発売する。350ミリリットル入りで、価格は158円(税込み)。

 各社ともプレミアム商品の投入が相次いでいる中、伊藤園は昨年9月に同社のノウハウを結集した「プレミアム お~いお茶」を発売。急須でいれた緑茶に匹敵する味わいを実現し、茶葉ユーザーにも支持された。

 その「プレミアム お~いお茶」は製法に重点を置いたが、今回の「お~いお茶 玉露」は素材にも注力。覆下栽培によって作られる玉露は全国で生産される緑茶茶葉の0.2%程度とごくわずかなものの、同社のネットワークを生かして良質な国産もののみを使用している。

 もちろん製法にもこだわっており、玉露特有の濃い旨みと甘くふくよかな香りを引き出す抽出法を採用。緑茶飲料のパイオニアである同社独自の技術で、他社製品との差別化を図っている。

お~いお茶
伊藤園