英リバプールに「ビートルズがテーマのホテル」オープン、1泊3万5,000円から
発行:2008年02月06日 23:36
解散から40年近く経過した現在も、世界中の人々を魅了し続けている英ロックバンド、ビートルズ。出身地であるリバプールには、連日のように世界から観光客が足を運んでいる。そのリバプールに、ビートルズをテーマにした4つ星ホテル「ハード・デイズ・ナイト・ホテル」がオープンした。各部屋は『ザ・ビートルズ』(ホワイトアルバム)や『イエロー・サブマリン』などのアルバムをテーマにしており、それぞれ違ったビートルズの歴史を堪能できるようになっている。宿泊料金は1泊170ポンド(約3万5,000円)から。
メンバーの故郷であるリバプールは、それぞれが幼少期を過ごした家や教会、作品のタイトルになった「ペニー・レイン」などゆかりの地が多く残っており、ファンにとって“聖地”と言える場所だ。「ハード・デイズ・ナイト・ホテル」は、その中でもビートルズが初期に出演していたライブハウス「キャバーン・クラブ」の隣という絶好の場所に建設された。
アルバムがテーマとなった客室数は全部で110室。スイートルームは「レノン」と「マッカートニー」の2種類が用意されており、こちらの宿泊料金は1泊650ポンド(約13万5,000円)となっている。また、併設レストランの内装は、アルバム『サージェント・ペパー・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』がテーマだ。
リバプールを訪れる観光客は“Day Tripper”(日帰り客)が多いが、オーナーはこのホテルの存在が宿泊客を引き寄せ、地域の活性化につながることを望んでいる。ファンとっても新観光名所の完成は大歓迎だろう。リバプールに旅行予定の人はぜひチェックを。
HARD DAYS NIGHT HOTEL-英文-