ファミコン史上最弱のヒーロー「スペランカー」立体化、ソフビ製のフィギュア発売
発行:2008年02月04日 23:28
1985年にアイレム(当時)からファミコン向けソフトとして発売された、ファミコン史上に残る迷作(?)アクションゲーム「スペランカー」。わずかな高さからでも落ちると死ぬ、洞窟内にいるコウモリのフンに触れると死ぬなど、「え…こんなことで死ぬの!?」と驚かされ、苛つかされるほどシビアな「死亡判定」でプレイヤーを悩ませた作品だ。この「スペランカー」の主人公をプレッサントエンジェルズが立体化、ソフビ製のフュギュアを今春発売する。価格は3,500円(税別)。
プレッサントエンジェルズが制作する「スペランカー」フィギュアは、80年代前後の往年のゲームキャラクターを立体化していく「OLD GAME HEROES」シリーズの第1弾。当時のイメージを崩さずに、かわいさ+αにこだわりながら、「否応なしに訪れるトラップを、何度も蘇り突き進むスペランカー。その勇姿を困り顔で可愛らしく表現」するという。
ゲーム内でゴースト退治に使われる銃「ファントムブラスター」が付属。限定版には、その敵であるゴーストのフィギュアも付属する、ファン垂涎のフィギュアだ。
「スペランカー」はあまりに不条理な難易度の高さから、「クソゲー」と呼ばれるカテゴリに分類されることが多かった。ところが、近年、動画共有サイトに公開されたプレイ動画や攻略動画、「ゲームセンターCX」を代表とするゲーム番組などの影響によって、急激に再評価の機運が高まりを見せている。今では熱狂的なファンを生むほど、愛される作品となった。
「OLD GAME HEROES スペランカー」
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