人気マンガ「HUNTER×HUNTER」の連載再開決定、単行本最新刊も3月4日発売
発行:2008年01月31日 23:35
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の人気マンガ「HUNTER×HUNTER」(冨樫義博作)。財宝や怪物、遺跡などさまざまなものを追う「ハンター」を目指す主人公ゴンが、さまざまな人と出会いながら成長していくという物語で、完成度の高いストーリーや登場人物の複雑な心理描写などが好評な一方、度重なる休載が問題となっている。1年半ぶりに再開した前回も10週で休載となったが、休載時に冨樫義弘が「なるべく早く帰ってきます」とコメントしていた通り、3月3日発売の同誌14号で再開されることが決定した。翌日の4日には、最新25巻も発売される。
「HUNTER×HUNTER」の休載は年10回以上に及び、特に2006年からは1年半に及ぶ長期休載となっていた。週刊連載の場合なら通常、1年間で4~5冊分の単行本が刊行できるが、同作は10年間で25巻。こうした面からも、いかに休載が多いかがうかがえる。
その長期休載を経て昨年10月に連載を再開し、多くのファンから歓喜の声が上がった。しかし、10週間の連載後に再び休載。同誌編集部では「当初の予定通り」としていたが、理由を説明しないことにファンからの批判が集中していた。
10週間の連載は単行本1巻分であることから、今回も10週で再び休載する可能性がある。むしろ、今後は「10週連載→休載」というサイクルになるかもしれない。いずれにせよ、ファンにとって連載再開はうれしいニュース。物語がどんな展開になっていくか、興味深いところだ。
HUNTER×HUNTER
週刊少年ジャンプ