「しゃ=電車、自転車」などの赤ちゃん語を解析、gooラボが「こども語辞書」公開

kodomogojisho.jpg 親はもちろん、親戚一同が気になる赤ちゃんの成長。その中でも、コミュニケーションが取れるようになる言語発達は、見守る者にとって最も待ち遠しいことではないだろうか。しかし、赤ちゃん語は意味が分からない場合があり、習得時期なども気になるところ。こうした0~3歳の子供がいつ、どんな単語を覚えていくのかを音声や意味、月齢などから簡単に検索・閲覧できる「こども語辞書」を、NTTレゾナントが運営するポータルサイト「goo」の実験的サービスの研究している「gooラボ」が1月31日に開始した。

 これまで、さまざまなタイプの検索インターフェイスや、携帯電話を使って近くにいるタクシーを検索できる機能など、数々の実験的サービスを公開しているgooラボ。今回は、子供の言語発達に焦点を当てた。

 「こども語辞書」は、妊娠・育児情報の会員制ポータルサイト「gooベビー」の日記サービス「赤ちゃん成長ダイアリー」から、子供の言葉の成長記録データを収集。全国の親から寄せられた登録データを使用しているため、より現実に即した内容になっている。

 例えば、子供がしゃべる言葉の意味がよく分からない場合、そのことばの音声(例:しゃ)を入力・検索すれば、その意味(例:電車、自転車など)を解析。同義語(例:でんしゃ、しーしーなど)や習得月齢(例:20.5カ月齢)、習得順序(例:199番目)、次によく覚える言葉(例:とって)、習得月齢分布図などが表示される。

 音声だけでなく、意味やジャンル、習得順、月齢での傾向などからも検索可能。乳幼児のいる家庭にとって、育児の楽しさを増幅してくれるサービスとなりそうだ。

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