NHKの傑作ドキュメンタリー「地球から消えた動物」がDVD化、最新CGで絶滅動物甦る
2004年7月に3回シリーズとしてNHKで放送された「地球から消えた動物」と、同じく11月に3回シリーズとして放送された「地球から消えた動物 2」の2つのドキュメンタリー番組。イギリスのテレビ局「Channel4」が制作した番組に日本語をあてたものだが、放送当時、出来の良さから「傑作」との声も聞かれるなど、動物好きから絶賛された番組だった。その後再放送はされたものの、DVDにはなっておらず、なかなか「もう一度見たい」「本放送を見逃したので見てみたい」との視聴者の欲求に応えられずにいたが、放送から3年半の時を経て、ついにDVDが発売されることになった。
4月25日に発売を予定しているのは「地球から消えた動物 Vol.1」と「地球から消えた動物 Vol.2」「地球から消えた動物 2枚組DVD-BOX」の3つのパッケージ。価格は単品のパッケージが各3,990円、DVD-BOXが7,980円となっている。
「地球から消えた動物 Vol.1」に収録されるのは、おなじみの「マンモス」（2004年7月1日放送分）、250年前に絶滅したペンギンに似た水鳥「オオウミガラス」（2004年7月8日放送分）、幅3.5メートル以上、重さ40キロ以上の巨大な角を持ち、9,000年前に絶滅した「アイリッシュエルク」（2004年7月15日放送分）。
「地球から消えた動物 Vol.2」に収録されるのは、ライオンの倍以上の体格を誇る「最強の肉食獣」として知られる「サーベルタイガー」（2004年11月18日放送分）、ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」にも登場する不思議な鳥「ドードー」（2004年11月25日放送分）、20世紀初頭に絶滅した「タスマニアタイガー」（2004年12月2日放送分）。
いずれも最新のCGを駆使して当時の姿を再現しているほか、その生態や絶滅の原因などを探っていく内容だ。恐竜をCGで再現したドキュメンタリー番組は多いが、「絶滅した動物」にスポットを当てた番組はそう多くはない。動物好きなら一度は見ておきたい番組だ。
「地球から消えた動物」番組情報
「地球から消えた動物 2」番組情報
