ルノワールの名画「ぶらんこ」を再現、「ルノワールリカちゃん」1,000体限定発売

renoir_licca.jpg 印象派は代表する画家であり、「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏場」(1876年)や「ピアノに寄る娘たち」(1892年)など、数々の名画の残したピエール=オーギュスト・ルノワール。その柔らかい作風は、現在も多くの人を魅了し続けている。そのルノワールと息子で映画監督のジャン・ルノワール氏という2人のルノワールに焦点を当てた展覧会「ルノワール+ルノワール展」が2月2日から東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムなどで開催されるが、同展覧会のオリジナルグッズとして、ルノワールの名画「ぶらんこ」(1876年)に登場する女性を再現した「リカちゃん」が、会場限定で発売されることとなった。販売数は1,000体のみで、価格は1万2,600円(税込み)。

 1967年の誕生以来、女の子の夢と憧れをかなえる着せ替え人形として愛されてきたタカラトミーの「リカちゃん」。コレクションとしても人気で、生誕40周年を迎えた昨年は多くのプレミアム商品が発売された。

 今回発売される「Renoir+タカラトミー ルノワールリカちゃん」は、「ルノワール+ルノワール展」でも展示される「ぶらんこ」に描かれた白いドレスの女性がモチーフ。アップにした髪型やドレスにあしらわれた印象的な青いリボンも忠実に再現し、ルノワールが描く優美な女性に挑戦している。

 販売は会場内限定で、2月2日~5月6日の東京展では予約販売、5月20日~7月21日に京都市の京都国立近代美術館で開かれる京都展では即売。予約販売の場合、商品は4月下旬以降に届けられる。

 これまで数々のコラボレーションを行ってきた「リカちゃん」だが、名画に挑戦するのは初のこと。1,000体限定ということもあって、貴重なコレクションアイテムとなりそうだ。

リカちゃん
タカラトミー
ルノワール+ルノワール展