フジテレビ系ドラマ「SP」の最終回は18.9%、平均も「秋ドラマ」3位に食い込む
11月から翌年1月までの3か月という、変則的なスケジュールで放送されたフジテレビ系の連続ドラマ「SP」。23時台の深夜枠にも関わらず、初回にいきなり14.5%の視聴率を記録、第2回には17.6%に跳ね上がるなど、放送当初から高い注目を集めた。そんな「SP」の最終回が1月26日に放送され、18.9%の高視聴率(全11回最高)を記録。昨今は「ドラマ冬の時代」と言われて久しいが、良質な作品であれば深夜枠でも高視聴率を獲得できることを証明した格好だ。
「SP」は「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督が総監督、直木賞作家の金城一紀が脚本、映画やドラマでも活躍するV6の岡田准一が主演。「深夜ドラマ」という括りにしては豪華すぎる布陣で臨んだ作品ではあったが、「秋ドラマ」全体の視聴率ランキングを見渡すと、平均21.9%の「ガリレオ」(フジテレビ系)、同16.7%の「医龍 Team Medical Dragon2」(フジテレビ系)に続く3位に食い込む大健闘となった。近年の高視聴率深夜ドラマには「特命係長 只野仁」(テレビ朝日系)や「ライフ」(フジテレビ系)などがあるが、それらを凌ぐ結果を残している。
すでに4月5日にはスペシャル版の放送も決定。スペシャル版は全11話を再編集したものに、最終回では描かれなかった「秘密」を新たに追加撮影した作品となる。最終回の最後には「その先」へと続く意味深なシーンが描かれていただけに、大半は再編集とはいえ、ファンはスペシャル版も見逃せないところだ。
ちなみにDVD-BOXは7月2日にエイベックスから発売される予定で、価格は23,940円(税込み)。DVD6枚組にメイキングやインタビューを収録した特典DVD1枚の計7枚組のボリューム満点のDVD-BOXだ。予約特典としてB2サイズのオリジナルポスターが付くので、欲しい人はお早めに。
SP 公式サイト
SP DVD公式サイト