ジャズ入門者に最適、CD付きマガジン「隔週刊クール・ジャズ・コレクション」創刊
かつては“大人の音楽”だったジャズだが、近年はノラ・ジョーンズや渋さ知らズ、PE'Z、勝手にしやがれなどが人気になるとともに、若者からの関心も高まっている。これらのアーティストたちも愛してやまない「伝説のジャズプレイヤー」を、毎号1人ずつ取り上げるCD付きマガジン「隔週刊クール・ジャズ・コレクション」(隔週火曜日発売)が、デアゴスティーニ・ジャパンから2月26日に創刊される。代表的なジャズアーティストたちの楽曲や生き様を解説しており、全70号をそろえればジャズ100年の歴史を理解することも可能。入門者に最適な本となりそうだ。価格は1,190円(税込み)。“モダンジャズの帝王”マイルス・デイヴィスを取り上げた創刊号は、特別価格の490円(税込み)となっている。
楽曲はもちろんながら、背景を知れば知るほど楽しくなるジャズの世界。「隔週刊クール・ジャズ・コレクション」では、付属のCDにアーティストの代表曲全5曲を収録し、マガジンではアーティストの生涯、音楽性、交友関係などを貴重な写真を多用して分かりやすく解説するほか、収録されている代表曲のエピソードなどを紹介する。
また、ジャズ評論家の相倉久人氏によるジャズの歴史紹介、ジャズを愛する著名人がアーティストへの思いを語る「私とジャズ」など、コーナーも充実。初めてジャズに触れる人から楽曲だけを楽しんでいた人まで、気軽に知識が得られる。
創刊号ではマイルス・デイヴィスを取り上げ、付属CDに「いつか王子様が」「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート」「ラウンド・ミッドナイト」「死刑台のエレベーターのテーマ」の5曲を収録。昨秋、彼を中心としたクインテッドの元メンバーであるハービー・ハンコック、ウェイン・ショーター、ロン・カーターらが来日ツアーを行ったが、彼らも紹介されることだろう。
第2号以降は、ビル・エヴァンスやジョン・コルトレーン、昨年末に亡くなったオスカー・ピーターソン、ソニー・ロリンズらが取り上げられる予定。いずれも超が付くほどの大物ばかりなので、入門編に最適だ。
[商品概要]
タイトル: 「隔週刊クール・ジャズ・コレクション」
創刊日: 2008年2月26日(隔週火曜日発売)
価格: 1,190円(税込み)※創刊号は490円(税込み)
刊行号数: 全70号(予定)
判型: A4変形判(13ページ)
隔週刊クール・ジャズ・コレクション
デアゴスティーニ・ジャパン