東京を走る唯一の路面電車、都電荒川線新型車両のデザイン人気投票がスタート
発行:2008年01月16日 19:46
三ノ輪橋駅から早稲田駅まで、全長12.2キロを結ぶ路面電車の都電荒川線。都心部を含め、かつては東京のあちこちを走っていた路面電車も、現在生き残っているのは都電荒川線だけになってしまった。そんな都電荒川線に、来年の3月頃をめどに新型車両「都電8800系」が導入される予定だが、この新型車両のデザインを人気投票で決めるという企画を実施中だ。
人気投票にエントリーしているデザイン案は3つあり、車両のカラーリングが異なるだけではなく、車体の形状もそれぞれ別のもの。「<1案> 丸みのあるスタイルで優しさと親しみやすさをイメージしました」「<2案> 曲面の柔らかさの中にスピード感とスマートさを表現しました」「<3案> シャープさを強調してシンプルで都会的なイメージを表現しました」と、コンセプトの説明が添えられている。
投票方法は好きなデザイン案を1つだけ選び、電子メールなら「S2000030@section.metro.tokyo.jp」宛に、郵便ならはがきで「〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1 東京都交通局車両電気部車両課」まで送ればOK。投票は1人1回だけで、同一人が複数投票した場合には無効となる。締め切りは1月25日だ。
自分の選んだデザインの車両が、実際に街を走るかもしれない夢のある企画。興味ある人はぜひ投票を。
都電荒川線