バレンタインデーに疑問を持つ人集合、「アンチバレンタイン同盟」が川柳募集

antivalentine.jpg キリスト教圏では、恋人同士が贈り物をするバレンタインデー。しかし、日本では女性が思いを寄せる男性にチョコレートを贈る風習が根付き、会社などでは本命の男性以外にも「義理チョコ」を配らなければならないような雰囲気となっている。こうしたバレンタインデーの風習に対して疑問を持つ人も少なくない中、このイベントに「NO」を掲げるサイト「アンチバレンタイン同盟」が発足。「アンチバレンタイン川柳」を募集している。バレンタインデー前には優秀作品を発表する予定だ。

 日本のバレンタインデーの風習は企業が作り上げたとされており、これに反対する意見も根強い。また、昨年2月にネットリサーチ会社マクロミルが調査を行ったところ、義理チョコのやりとりについて7割超の女性が否定的な意見を持っていることが明らかになっている。

 こうしてバレンタインデーに距離を置きたい人たちが集まっている「アンチバレンタイン同盟」は、1月8日現在で39人が参加。その思いを詠んだ川柳を募集したところ、

「チョコなんて 今の俺には 甘すぎる」
「バレンタイン 監督ならば 知っている」
「世界から カカオが消えれば いいのにな」
「今年なら メタボだからと 断れる」
「半日も かけたチョコを 断られ」
「渡されて 見つめ合う横 通り過ぎ」
「そのチョコは 死んでも食わんよ お母さん」

などなど、男女問わず悲喜こもごもの106作品が寄せられている。

 バレンタインデーに疑問を持っている人だけでなく苦い経験のある人も、思いのたけを川柳にぶつけてみてはいかが?

アンチバレンタイン同盟