「萌え系」テーマの異色商品が登場、割烹百珍のお総菜「戦え!お惣菜たんズ」

moe_sozai002.jpg 当初は一部のアキバカルチャーの代名詞的な存在だった「萌え系」も、いまや誰もが日常的に見聞きするもの。ブームが過熱しながら一般に広がっていく中で、さまざまな「萌え系」をテーマにした商品が世に送り出されていったが、割烹百珍が販売している「萌え系」商品はちょっと変わっている。よくあるお菓子やレトルトとは一線を画した「お総菜」なのだ。

 割烹百珍は愛知県豊川市で山菜加工品や農水産品の珍味、漬け物、佃煮などを製造・販売するメーカー。昨年から「萌え系加工食品(おそうざい)」シリーズの展開をはじめ、第1弾の「ちょろぎたん」(※漬け物の「ちょろぎ」を萌え化)を販売している。これに続く第2弾の商品として、12月12日から「炸裂!! カリーれんこんGTX」「疾風!! 畑の焼肉 99式」「閃光!! 明太えりんぎZ」の3種類の商品を販売中だ。

 「炸裂!! カリーれんこんGTX」は厚切りにしたれんこんをカレースパイスで炒めたお総菜。パッケージにはれんこん型メカを背負った萌えキャラの「狩矢れんこ」をあしらい、トレーディングカードを1枚封入している。ちなみに公式ページによると、商品名に付いている「GTX」は「動作クロックが速いかもって意味です」とのこと。

 「疾風!! 畑の焼肉 99式」は「畑のお肉」、つまりは大豆から作られた「肉」を使用したお総菜。パッケージにはメガネをかけた萌えキャラの「霧嶋アキ」をあしらい、やはりトレーディングカードを1枚封入している。なぜ「99式」なのか、公式ページの説明では「百式にはひとつ足りない99式」とのこと。萌え×ガンダムネタ…。

 「閃光!! 明太えりんぎZ」はエリンギを魚卵とともに明太子風に味付けをしたお総菜。もともと割烹百珍でも人気のあるお総菜なのだが、それを「萌え系」にリパッケージしたそうだ。パッケージには発育が超遅いのが悩みの中学生(という設定)の萌えキャラ「綿貫エリン」があしらわれ、こちらもトレーディングカードを1枚封入している。

 いずれの商品も東京・秋葉原のおみやげ物店やAmazon.co.jpなどでも販売中だ。秋葉原に遊びにいったときには、ぜひチェックを。

割烹百珍※音が出ます