住宅・不動産情報サイト調査「都民が選ぶ住みたい街ベスト20」発表、1位は吉祥寺
上京して都内に住もうとしている人、一人暮らしを予定している人などとって役立つのが、東京の住みたい街調査。さまざまな雑誌や企業が同様の調査を行っているが、住宅・不動産情報ポータルサイト「HOME'S」が都内在住の4,000人以上を対象とした「東京都民が選ぶ住みたい街ベスト20」を発表した。1位になったのは、他の調査でも近年人気となっている吉祥寺。以下も他調査と類似した結果となっているものの、性・年代別や志向別の調査結果も発表されているため、自分に合った街を発見することも可能となっている。
調査は10月26~28日に、東京都内の同一市区内に1年以上在住している20歳以上の男女4,120人(男性1,978人、女性2,142人)を対象に、インターネットを利用して行った。調査結果は、各市区の人口構成比に合わせてウェイトバックした値を使用している。
1位に選ばれた吉祥寺は、交通の便やショッピング、環境などの面で支持されており、繁華街と住宅地がうまく共存している点が人気となっているもよう。性・年代別でも50代以上男性以外のすべてで1位に選ばれており、総合的に優れている街であることが示されている。
総合2位は自由が丘、3位には恵比寿が選ばれているが、2位以下は性・年代別で異なっている。男性では20~30代が新宿や中野、下北沢、40代が成城学園や田園調布、50代以上が自由が丘や国立を選んでおり、女性では20代が恵比寿や代官山、30代は総合と同様で、40代では広尾が3位、50代は成城学園や国立を選んでいる。また、女性層で豊洲の人気が上がっていることが示された。
タイプ分類別でも軒並み吉祥寺がトップとなったが、「ハイレベル追求」では自由が丘や恵比寿、「ファミリー都会志向」では自由が丘や蒲田、「ファミリー団らん」では自由が丘や成城学園、「利便性こだわり」では神楽坂や下北沢、「田舎でのんびり」では自由が丘や青山、「自己スタイル追求」では中野や新宿が上位にランクインしていた。
実際に東京に住んでいる人の意見のため、地方から都内に引っ越す際の大きな参考となってくれそうだ。
[都民が選ぶ住みたい街ベスト20 総合](HOME'S調べ)
1位 吉祥寺
2位 自由が丘
3位 恵比寿
4位 下北沢
5位 青山
6位 新宿
7位 中野
8位 成城学園
9位 広尾
10位 麻布十番
11位 府中
12位 代官山
13位 国立
14位 表参道
15位 中目黒
16位 田園調布
17位 豊洲
18位 神楽坂
19位 白金高輪
20位 六本木
「東京都民が選ぶ住みたい街2007」調査
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