「ミニ四駆」誕生から25年、記念モデル「バイソンマグナム」「ロデオソニック」登場

mini4ku002.jpg 子どものお小遣いでも買える価格帯、単3乾電池とモーターの組み合わせによる四駆の動力模型、豊富なラインアップなどがうけ、1980年代に大ブームを巻き起こしたタミヤの「ミニ四駆」。一時ブームは下火になったものの、1990年代に入るとマンガ「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」のスマッシュヒットによって人気が再燃、しばらくするとまたブームが落ち着きを見せるも、近年、新商品の登場によりブーム再々燃の兆しを見せている。そんな「ミニ四駆」は今年が25周年。これを記念して、特別モデル「バイソンマグナム」「ロデオソニック」が、11月23日から発売されることになった。価格は945円。

 「バイソンマグナム」「ロデオソニック」は、「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」の主人公・星馬豪、星馬烈の兄弟が使うフルカウルミニ四駆「マグナム」「ソニック」のイメージを継承した特別モデル。原作者のこしたてつひろ氏の手によって、新たにデザインされたものだ。

 タイヤを覆うフルカウルボディには「マグナム」「ソニック」を彷彿とさせるブルー、レッドのカラーリング、シャーシには最新の「MSシャーシ」を採用。三分割ユニット構造に加え、モーター両端のシャフトを伸ばしたダブルシャフトモーターを車体中央に搭載し、高い駆動効率を実現している。組み立ては従来の「ミニ四駆」同様、接着剤不要のはめ込み式で、スピーディーで幅広いセッティング変更も可能だ。

 また、電池をモーターの左右に振り分けてセットする「低重心設計+小径タイヤ」によって、安定した高速走行も実現している。モーターやローラーなど、別売りのグレードアップパーツを使えば、さらなるスピード改善や性能アップができるのは言うまでもない。

 「大人買い」ができるようになった今なら、グレードアップパーツを含めて存分にカスタムチューンができるとワクワクする人も多いのでは。25年の長きに渡って愛されてきたことの証でもある記念モデル、童心に戻って手にしてみてはいかが?

タミヤ