エイリアンとプレデターの子ども「プレデリアン」フィギュア、10万円で予約受付
SF映画を代表する2つのキャラクターが、同じスクリーンで激突する「エイリアンvs.プレデター」が公開されたのは、2004年のこと。あれから3年、今年12月には続編の「AVP2 エイリアンvs.プレデター」が米国で公開されるが、この新作に登場するエイリアンとプレデターの子ども「プレデリアン」の精巧なフィギュアをブリスターが販売することになった。価格は127,500円。現在、ブリスターのサイトで予約を受付中だが、予約購入の場合は102,000円での販売となる。
「プレデリアン」フィギュアは、フィギュアをはじめとする立体的な造形品を得意とする米国のサイドショウ社と、「エイリアンvs.プレデター」シリーズなどのクリーチャーSFXを手がけるアマルガメイテッド・ダイナミクス社が共同で制作したもの。ハリウッドの一線で活躍する両社が渾身の力を込めて作成しただけに、細部に至るまでこだわった精巧なフィギュアに仕上がっている。
「エイリアン」は1979年に製作され、世界中のSFファンを虜にした名作。メガホンを執ったリドリー・スコット監督は当時まだデビュー2作目という若さだったが、徹底的にこだわったセットやスピード感のある演出など、随所に「天才」の片鱗を見せつけ、世界中から「エイリアン」およびリドリー・スコット監督は高い評価を受けることになった。この作品をきっかけに世界的な監督へと成長したリドリー・スコット監督は、「ブレードランナー」「ブラック・レイン」「グラディエーター」「ハンニバル」「ブラックホーク・ダウン」など、その後もヒット作を連発する「世界的な巨匠」への階段を上っていった。
一方の「プレデター」は1987年に製作され、アーノルド・シュワルツェネッガーの代表作のひとつとなった名作。メガホンを執ったジョン・マクティアナン監督は当時ほとんど無名の映画監督だったが、「プレデター」の成功によって評価を高め、「ダイ・ハード」シリーズや「レッド・オクトーバーを追え!」などの作品で、その評価を不動のものとした。「エイリアン」も「プレデター」も、現在の「巨匠」が若かりし頃の「勢い」を感じる作品だ。
「プレデリアン」フィギュアの発売は来年の2月を予定。お値段は張るが、クリーチャー好き、SF好きは手元に置いておきたい一品だ。
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