2008年RJCカー・オブ・ザ・イヤー発表、マツダの3代目「デミオ」が獲得

demio2.jpg 2007-2008日本カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)大賞候補10車種(10ベストカー)が発表され、11月21日には「イヤーカー」が選ばれる予定だが、それに先駆けて日本のもう1つの自動車賞、日本自動車研究者・ジャーナリスト会議(RJC)カー・オブ・ザ・イヤーが発表された。技術や独創性が重視されるRJCだが、2008年次の受賞車にマツダの3代目「デミオ」が選ばれている。次点はホンダの2代目「フィット」。

 COTYの選定方法に疑問を持った自動車研究者やジャーナリストらが、1992年に独自に開始したRJCカー・オブ・ザ・イヤー。COTYと比べて技術面を重視しており、毎年異なる車種が選ばれている(98年のトヨタ「プリウス」、01年のホンダ「シビックフェリオ」、02年のホンダ「フィット」は一致)。

 08年次のRJCカー・オブ・ザ・イヤーに輝いたのは、COTYの10ベストカーにも選出されたマツダ「デミオ」。次点はホンダ「フィット」で、インポート部門はプジョー207、テクノロジー・オブ・ザ・イヤーはフォルクスワーゲン「ゴルフヴァリアント」に搭載されている「TSIエンジン」が選ばれている。また、特別賞の最優秀SUVは、マツダの「CX-7」となっている。

 納車待ち状態になるほど大人気の新型「デミオ」だが、COTYのイヤーカーとダブル受賞となるのか、注目したいところだ。

日本自動車研究者・ジャーナリスト会議