レッド・ツェッペリンのデジタル配信開始、先着4万人に着うた無料ダウンロードも
「移民の歌」「天国への階段」など、ロック史上に燦然と輝く楽曲を残しているレッド・ツェッペリン。今年はアトランティック・レコードの創設者、アーメット・アーティガンの追悼コンサートのために一夜限りの再結成が発表され、公式サイトにはチケットを求めて1分間に約8万人がアクセスするという前代未聞の熱狂を引き起こした。そのレッド・ツェッペリンの楽曲が、11月14日から携帯電話を含む主要配信サイトでデジタル配信されることとなった。11月7日にはナップスタージャパンとNTTドコモで主要5曲が先行配信され、ワーナーミュージックの公式モバイルサイトでは先着4万人への着うた無料ダウンロードも実施する。
レッド・ツェッペリンのデジタル配信は初のこと。配信されるアルバムは『レッド・ツェッペリン』をはじめ計12作品で、11月14日に発売となる24曲入りの新編纂ベスト盤『マザーシップ~レッド・ツェッペリン・ベスト』も含まれている。iTunes Storeでは、全165曲収録の「コンプリート・デジタル・ボックス」も1万4,000セット限定でリリースされる。
ワーナーミュージックの公式モバイルサイトで無料配信されるのは、『レッド・ツェッペリン』に収録されている「グッド・タイムズ・バッド・タイムズ」の着うた。ダウンロードの方法は、『マザーシップ~レッド・ツェッペリン・ベスト』および『永遠の詩~最強盤~』CD内に封入されたチラシに掲載されている。
また、この配信を記念して、ロンドンO2アリーナで行われる再結成ライブのチケットプレゼントをiTunes Storeで実施中。会場への往復旅費も付いているだけに、ファン必見の企画となっている。ちなみに、ジミー・ペイジの骨折により、11月26日に予定されていたライブは12月10日に延期された。
珠玉の名曲が手軽に聴けるようになるのは、ツェッペリン・ファンならずとも注目したいところ。最新デジタルリマスターによって伝説のサウンドがさらに進化しているので、新たなファンも納得のクオリティになっているようだ。
[配信アルバム]
11月14日配信開始
『レッド・ツェッペリン』
『レッド・ツェッペリンII』
『レッド・ツェッペリンIII』
『レッド・ツェッペリンIV』
『フィジカル・グラフティ』
『聖なる館』
『プレゼンス』
『インスルージ・アウト・ドア』
『コーダ(最終章)』
『マザーシップ~レッド・ツェッペリン・ベスト』
『ザ・コンプリート・レッド・ツェッペリン』※iTunes Store限定
11月21日配信開始
『永遠の詩~熱狂のライヴ』
『伝説のライヴ-How The West Was Won』
『BBCライヴ・セッションズ』
レッド・ツェッペリン 公式サイト※英文