今度の「たまごっち」は「家族の絆」がテーマ、サイトやDVD連動もする新版登場

tamago_new001.jpg 一時の「バブル」崩壊を経て、再び人気を博しているバンダイの人気玩具「たまごっち」。液晶の付いた電子玩具の枠を飛び出し、映画やゲームなど、さまざまなメディアミックスで主に子どもたちを虜にしてきた。そんな「たまごっち」のニューバージョンとして、バンダイは「いぇー!ふぁみりーイロイロ!たまごっちプラス」を発売する。今度の「たまごっち」のテーマはズバリ「家族の絆」だ。価格は2,980円(税込み)。

 「いぇー!ふぁみりーイロイロ!たまごっちプラス」はご飯やトイレの世話などをしながら、3人~最大5人までの「たまごっちファミリー」を育成していくゲーム。世話の仕方によっていろいろな家族の「形」を楽しむことができる。本体同士の赤外線通信による遊び方はもちろん、パソコンや携帯電話の専用サイトの連動、さらには国内向けに発売されるDVD同今晩では、DVDに収録された9つのメニューと連動した遊び方ができるなど、従来の「たまごっち」の世界観をグッと広げる仕掛けがいっぱいだ。

 日本だけでなく、2008年1月からは北米・欧州・アジアの各地域でも「いぇー!ふぁみりーイロイロ!たまごっちプラス」を販売予定。今回は「たまごっち」ファミリー初の試みとして、本体の遊び方の仕様を全世界共通にし、国内版・海外版同士の通信による「国際結婚」が可能になったほか、パソコン専用サイト「たまEXPO」を6か国語対応にすることで、世界中の子どもたちが同じサイト上で遊べるようにした。

 バンダイは2008年3月までに、「いぇー!ふぁみりーイロイロ!たまごっちプラス」を世界で100万個販売する計画。12月15日からは初の長編映画「えいがでとーじょー!たまごっち ドキドキ!うちゅーのまいごっち!?」を公開するなど、年末商戦に向けてのメディアミックス展開も余念がない。どれくらいのヒット商品に成長していくか、注目しておきたい。

ネットで発見!!たまごっち 公式ホームページ
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