アシックスがMINIとコラボ、「MINI CLUBMAN」をモチーフにしたスニーカー発売

R55.jpg 2001年にBMW初のFF車として登場した「MINI」。それまでのデザインを一新したフォルムに「クラシック Mini」ファンの反発も招いたが、「変わらない良さ」を基本コンセプトとするなど、「クラシック Mini」の香りも感じさせる造りとなっている。こうした中、1970年代のブリティッシュ・レイランド社時代に角ばったルックスで人気となった「クラブマン」の名を冠する「MINI CLUBMAN(ミニ・クラブマン)」が発表され、10月25日に予約受注を開始した。その発売を記念して、アシックスの「オニツカタイガー」ブランドからコラボレーションモデルスニーカー「R55(アール・ゴジュウゴ)」が12月1日に発売される。1,500足の限定販売で、価格は1万6,800円(税込み)。

 「MINI CLUBMAN」は、「モーリス・ミニ・トラベラー」や「オースチン・ミニ・カントリーマン」などの伝説的モデルからデザインコンセプトを得ている「MINI」の新シリーズ。角ばった外見は「クラブマン」の名にふさわしく、通常のドアのほかに独創的な「クラブドア」を装備している。

 今回発売されるアシックスの「R55」は、「オニツカタイガー」のトレーニングシューズ「リンバー」(1966年発売)をベースに、「MINI CLUBMAN」の車体やヘッドライトに見られる丸みのあるデザインをアッパーやソールに、シートデザインを中敷に採用。その特徴をふんだんに取り入れ、かかと部分には「MINI」のロゴマークを配した。

 カラー展開は「ベージュ×グリーン」「ブラウン×クリーム」「ブラック×シルバー」の3色で、サイズ展開は23.0~28.0センチまでの0.5センチ刻みと29.0センチ。アッパーの素材は天然皮革、アウターソールはゴム底ラバーとなっている。

 日本国内では1,500足の限定だが、欧米、アジア、オーストラリアなどでも展開し、日本を含めて3万足を販売する予定。今年9月に亡くなった創業者の鬼塚喜八郎氏を偲ぶような「オニツカタイガー」ブランドの新作なだけに、「MINI」および「クラシックMini」ファンのみならず、アシックスファンも注目のスニーカーとなりそうだ。

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