日本×カナダ×イタリア合作で話題の映画「シルク」、公開日が1月19日に決定
発行:2007年10月23日 22:02
マイケル・ピットとキーラ・ナイトレイに加え、役所広司、芦名星、中谷美紀らが出演することで話題となっている日本×カナダ×イタリア合作の映画「シルク」。「人は生きて、何にめぐり逢うのか?」をテーマとしたアレッサンドロ・バリッコの大ベストセラーを名匠フランソワ・ジラール監督が映画化した作品で、トロント国際映画祭やローマ国際映画祭に続いて東京国際映画祭でも上映される(クロージング作品)。その「シルク」の公開日が、1月19日に決定した。
「シルク」は、イタリアのベストセラー、アレッサンドロ・バリッコ作の「絹」を原作としており、舞台は19世紀。フランスの軍人(マイケル・ピット)が、蚕を求めてたどり着いた日本で絹のように白い肌の少女(芦名星)と出会い、妻(キーラ・ナイトレイ)がある身ながら心を奪われるという官能的なストーリーだ。
トロント国際映画祭で上映した際には、600席を埋め尽くした観客から惜しみない拍手を送られた。この大作のヒロインに抜擢され、トロント国際映画祭にも出席した芦名星は、「第2の菊地凛子となるか?」と日本中から注目されている。また、音楽監督は坂本龍一が担当した。
19世紀のフランスと幕末の日本という壮大な舞台で繰り広げられる官能的なストーリー、そして深いテーマ。東京国際映画祭に参加できない人にとって、1月19日が待ち遠しくなりそうだ。
映画「シルク」