DSでメタボ対策、日常生活での運動や食生活の基礎知識が学べる「健康検定」発売

kenkokentei.jpg 昨年の流行語に選ばれるほど世間に浸透しているメタボリックシンドローム。内臓脂肪型肥満や高血糖、高血圧、高脂血症のうち2つ以上を合併した状態のことで、さまざまな病気をもたらすものとして世界的に認知されている。不規則な生活が原因とされているが、そのメタボを予防できるような生活習慣が身につけられるニンテンドーDS用ソフト「健康検定」が、ユードーから11月15日に発売される。ゲーム業界では初めて、ドラッグストアでも販売される。価格は3,990円(税込み)。

 「健康検定」は、日常生活での適度な運動やバランスの取れた食生活などの基礎知識を、ニンテンドーDSを使って手軽に、そして楽しく学ぶことができるソフト。モバイル版は9月20日に公開されている。このソフトで学習することによって、メタボリックシンドロームをはじめとした生活習慣病を予防することが可能だ。

 厚生労働省と農林水産省が定めた「食事バランスガイド」や、厚労省が定めた「エクササイズガイド」をもとにしたトレーニング問題を1,400問収録しており、その知識トレーニングで1日の食事量や1週間の運動量を体得できるほか、体重やウエスト周りを記録することが可能だ。

 食事知識トレーニングは国立健康・栄養研究所国際産学連携センター長の吉池信男氏、運動知識トレーニングは同研究所健康増進プログラムリーダーの田畑泉氏がそれぞれ監修しており、検定問題は日本経済新聞で連載しているクイズ作家、仲野隆也氏が担当。生活習慣病予防などの運動を指導する専門家による日本健康運動指導士会の推薦を、DS用ソフトとしては初めて受けている。

 来年4月からいわゆる「メタボ健診」が始まるが、いまからしっかりと健康を管理していきたい。このソフトは、こうした準備に最適なツールとなってくれそうだ。同日には、書籍版も発売される。

健康検定
ユードー