「モスライスバーガー」に人気定番商品が復活、焼肉メニュー「カルビ焼肉」が登場

mos_yakiniku_new001.jpg バンズの代わりにご飯を焼き固めたライスプレートを使用、ハンバーガーの体裁ながら、焼きおにぎりの発展系に近い形で多くの消費者の心を捉えているモスバーガーの「モスライスバーガー」。かつては「森永ラブ」(※)がレギュラーメニューとして「サケライスバーガー」を販売していたが、現在、ライスバーガーをレギュラーメニューとして販売しているのは大手チェーンはモスバーガーだけだ。そんな「モスライスバーガー」の中でも、BSE問題の余波で惜しまれつつ販売が中止された焼肉メニューが復活。「モスライスバーガー カルビ焼肉」として、10月12日から発売されることになった。価格は350円(税込み)。

 「カルビ焼肉」は、オーストラリア産の牛バラ肉(カルビ)を使用したガッツリ系の新メニュー。世間がBSE問題に揺れた2004年1月以来、約3年半ぶりとなる久々の焼肉メニューだ。コクのある醤油ベースの和風オリジナルソースや、サンチュとの組み合わせは、想像しただけでもヨダレが出る。

 「モスライスバーガー」は1987年12月に、モスバーガーが世界で初めて商品化。1992年には米の消費拡大に貢献したとして、農林水産大臣賞を受賞するなど、モスバーガーの看板商品としてヒットを飛ばしている。焼肉メニューが初めて登場したのは「やきにく」が発売された1990年だが、2004年に発売中止になるまでの14年間、ずっと高い人気を誇るメニューだった。

 今回の焼肉メニューの復活に伴い、「モスライスバーガー」の既存のラインアップも刷新。これまで発売していた「豚しょうが焼」(350円)、「きんぴら」(260円)、「海鮮かきあげ(塩だれ)」(280円)の3メニューから、「カルビ焼肉」(新商品、350円)、「五目きんぴら」(リニューアル、260円)、「海鮮かきあげ(塩だれ)」(継続、280円)、「鶏つくね」(期間限定新商品、300円)の4メニュー体制となる。「豚しょうが焼」は「やきにく」の代替えメニューとして販売されたものだが、ファンも多かっただけに販売休止は残念。

 「モスライスバーガー」の焼肉メニューファンは、10月12日はモスバーガーに走るべし。

☆過去に発売された「モスライスバーガー」の例
モスライスバーガー えび竜田(1999.2~2000.2)
モスライスバーガー 六彩がんも(1999.10~2000.1)
モスライスバーガー 黒ごまつくね(甘みそ仕立て)(2002.10~2002.12)
モスライスバーガー ハヤシ(ヒレカツレツと玉子)(2003.10~2003.12)
モスライスバーガー 蒟蒻(2004.10~2004.12)
モスライスバーガー カツカレー(2006.2~2006.4)

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